学科一般~過去問私的解説&ヒント~第53回気象予報士試験

気象予報士試験過去問解説

問9:等温線の意味を知っていて算数ができれば解ける問題

問題文

大気中のある水平面上で,図のように点 A から西と東にそれぞれ 20km 離れた点 B と 点 C を,18°Cと 20°Cの等温線が東西方向と 45°の角度をなして南西から北東の方向に 通っている。この領域で風速 5m/s の一様な西風が吹いているとき,点 A での水平移流による気温の時間変化率として正しいものを,下記の 1~ 5 の中から 1 つ選べ 。ただし ,水平方向の気温傾度はどこでも一様とする。

④ - 0.9°C/h

はれの
はれの

地点BとCを通る等温線の角度が一緒ってことは、平行なので角度のことを考えなくてもOK。

ここで考えるべきは、

  • 気温変化率「〇℃/km」
  • 風速「5m/s」

だけです!

はれの
はれの

40km離れた地点Bと地点Cは、2℃違うので、1℃/20kmなので、風速もkm単位に直します。

風速の単位を変換

ここで風速は「18km/h」ということがわかりました。

空気の温度は「1℃/20km」で変化してるので、1時間当たりの気温変化率に変えちゃいます!

お、答えが出た!

この問題は、特別な知識不要でしたね。

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