学科一般~過去問私的解説&ヒント~第53回気象予報士試験

気象予報士試験過去問解説

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問14:気象業務法(予報と警報について)

問題文

気象庁が行う予報および警報について述べた次の文(a)〜(d)の正誤の組み合わせとして 正しいものを,下記の1〜5の中から 1 つ選べ。

(a) 気象庁は,気象,地象(地震にあっては,地震動に限る),津波,高潮,波浪及び 洪水についての一般の利用に適合する予報及び警報をしなければならない。

(b) 気象庁は,津波,高潮,波浪及び洪水以外の水象についての一般の利用に適合する 予報及び警報をすることができる。

(c) 気象庁は,気象,津波,高潮及び洪水についての水防活動の利用に適合する予報 及び警報をしなければならない。

(d) 気象庁は,気象,地象(地震にあっては,地震動に限る),津波,高潮及び波浪 についての航空機及び船舶の利用に適合する予報及び警報をすることができる。

② (a)正,(b)正,(c)正,(d)誤

はれの
はれの

この問題はサービス問題とは言えない…

難しいです〜

全ての答えはイーガブにある!

何の現象についてか何に適合しているか義務かどうか
気象、地象、津波、高潮
波浪及び洪水について
一般の利用に適合する
予報及び警報
しなければならない
津波、高潮、波浪及び
洪水以外の水象について
一般の利用に適合する
予報及び警報
することができる
気象、津波、高潮及び
洪水について
水防活動の利用に適合する
予報及び警報
しなければならない
気象、地象、津波
高潮及び波浪について
航空機及び船舶の利用に適合する
予報及び警報
しなければならない

(a)気象庁の役割

第十三条 気象庁は、政令の定めるところにより、気象、地象(地震にあつては、地震動に限る。第十六条を除き、以下この章において同じ。)、津波、高潮、波浪及び洪水についての一般の利用に適合する予報及び警報をしなければならない。ただし、次条第一項の規定により警報をする場合は、この限りでない。

引用:イーガブ
はれの
はれの

気象庁は「予報及び警報をしなければならない」んですね。

(b)水象の予報及び警報

第十三条 

2 気象庁は、前項の予報及び警報の外、政令の定めるところにより、津波、高潮、波浪及び洪水以外の水象についての一般の利用に適合する予報及び警報をすることができる。

引用:イーガブ
はれの
はれの

予報及び警報をすることができる。」なんですね。

(c)気象庁と水防活動

第十四条の二 気象庁は、政令の定めるところにより、気象、津波、高潮及び洪水についての水防活動の利用に適合する予報及び警報をしなければならない。

引用:イーガブ
はれの
はれの

しなければならない」がポイントでしょうね。

(d)気象庁と航空機及び船舶

第十四条 気象庁は、政令の定めるところにより、気象、地象、津波、高潮及び波浪についての航空機及び船舶の利用に適合する予報及び警報をしなければならない。

引用:イーガブ
はれの
はれの

航空機及び船舶に対しても「しなければならない」。

「津波、高潮、波浪及び洪水以外の水象」に対してだけ、強制力が弱く「することができる」っていうのがポイントですね。

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