学科一般~過去問私的解説&考察~第60回気象予報士試験

ここでわかること

令和 5 年 8 月の第 60 回気象予報士試験の学科一般知識の問題を、 晴野 はれの だったらこう解く!という考え方や解き方をまとめています。

あなたが次に似たような問題を解く時、「ヒント」となるような内容を目指してます!!!

問1から順番に見る

はれの
はれの

この記事は、令和 5 年 8 月の第 60 回気象予報士試験の学科一般の問題と解答を持っている人向けの内容です。

※私個人の試験問題を解く時の思考例です。(気象業務支援センターとは関係ございません。)

もし第 60 回気象予報士試験の学科一般の問題と解答を持っていなければ、まずこちらでダウンロードしてください。

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1:地球大気の成分

高度 80km 以下の地球大気の成分について述べた次の文(a) ~(c)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①~⑤の中から1つ選べ。なお、水蒸気を除いた大気を乾燥大気という。

(a) 乾燥大気における酸素の容積比は30%を超える程度であり、残りのほとんどを窒素が占めている。

(b) 乾燥大気において、窒素と酸素に次いで大きな容積比を占めるのは、二酸化炭素である。

(c) オゾンは低緯度の成層圏で多く生成されており、オゾン全量は年間を通じて赤道を中心とした低緯度で最も多くなっている。

⑤ (a)誤,(b)誤,(c)誤

(a)酸素と窒素の容積比

地球大気の成分

地球大気の酸素と窒素の容積比は、酸素が21%、窒素が78%、アルゴンが0.93%、二酸化炭素は0.03 ~ 0.04%。

だから(a)の「乾燥大気における酸素の容積比は30%を超える程度であり、残りのほとんどを窒素が占めている。」は誤り。

(b)窒素と酸素の次に容積比が多いのは?

(a)で書いてしまいましたが、地球大気の酸素と窒素の容積比は、酸素が21%、窒素が78%、アルゴンが0.93%、二酸化炭素は0.03 ~ 0.04%なので、(b)の「乾燥大気において、窒素と酸素に次いで大きな容積比を占めるのは、二酸化炭素である。」は誤り。

(c)オゾンが多いのはどこ?

オゾンが多く生成されるのは、問題文の通り低緯度なんですが、オゾン量が多くなるのは低緯度ではありません。

生成されたオゾンは成層圏下部の風によって、低緯度から高緯度へ流されます。

その結果、オゾンが多く存在するのは北半球では3月くらいの高緯度。

南半球では10月くらいの高緯度…と言うことになります。

よって、(c)の「オゾンは低緯度の成層圏で多く生成されており、オゾン全量は年間を通じて赤道を中心とした低緯度で最も多くなっている。」は誤り。

ここに書いてあるよ

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