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問5:霧について
霧について述べた次の文(a)~(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①~⑤の中から選べ。
(a)エーロゾルの有無は霧の発生に影響を及ぼさない。
(b)初夏から釧路沖で発生する海霧は、海面水温より冷たい空気が、オホーツク海などから流れてきて発生することが多い。
(c)放射霧は雲の少ない夜間から明け方にかけ発生しやすいが、風が強いと発生しにくい。
(d)温暖前線に伴い長時間降雨があり、地表面近くに湿った冷気があるところへ、上空の暖気から比較的高温の雨粒が落下して蒸発すると、前線霧が発生することがある。
答えは⑤! (a)と(b)が誤りで、(c)と(d)が正しいです!
では1つずつ検証していきましょう〜
霧は地表面付近にあるってだけで雲と同じもの。
だから当然霧の発生は、エーロゾルの有無に影響されます!
だから(a)の「エーロゾルの有無は霧の発生に影響を及ぼさない。」は誤り!
初夏に釧路沖で発生する海霧は、オホーツク海の流氷が溶けた冷たい海水の上に、湿った暖かい空気が流れることによって発生します。
だから(b)の「初夏から釧路沖で発生する海霧は、海面水温より冷たい空気が、オホーツク海などから流れてきて発生することが多い。」は逆なので、誤り!
放射霧がよく発生するのは、風が弱く雲のない夜間または明け方なので
(c)の「放射霧は雲の少ない夜間から明け方にかけ発生しやすいが、風が強いと発生しにくい。」は正しい!
前線霧は、湿度が高くなったところへ、上空の暖気から暖かい雨が降った時に発生します。
だから(d)の「温暖前線に伴い長時間降雨があり、地表面近くに湿った冷気があるところへ、上空の暖気から比較的高温の雨粒が落下して蒸発すると、前線霧が発生することがある。」は正しい!
湿度でムンムンしてるのを想像しますね〜