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目次 非表示
- 問1:地上観測・風の観測について
- 問2:地上観測・観測機器と項目について
- 問3:地上観測・ウィンドプロファイラについて
- 問4:数値予報の計算手法CFL条件
- 問5:天気予報ガイダンスについて
- 問6:数値予報プロダクトの利用について
- 問7:北半球の寒冷低気圧について
- 問8:積乱雲とそれに伴う現象について
- 問9:気象衛星の可視画像と赤外画像の見方
- 問10:温位・相当温位・飽和相当温位について
- 問11:台風に伴う風について
- 問12:降水短時間予報について
- 問13:竜巻発生確度ナウキャスト&竜巻注意情報について
- 問14:降水予報の的中率・見逃し率
- 問15:大気と海洋の特徴について
- 参考書籍
- 最後に・・・
問4:数値予報の計算手法CFL条件
【問題文】
数値予報の計算手法について述べた,数式を含む次の文章の空欄(a)~(d)に入る語句 の組み合わせとして正しいものを,下記の1~5の中から 1 つ選べ。
数値予報において、安定な計算を行うための条件にCFL条件と呼ばれるものがあり、以下の式で表される。
この条件によると,例えば,格子間隔が 2km で風速が 50 m/s の風が吹く場合,積 分時間間隔は (c) より短くする必要がある。また,計算領域や鉛直方向の層数などの 他の条件を変えずに水平分解能を2倍にするためには,(d) の計算量が必要となる。
⑤
- (a)格子間隔
- (b)積分時間間隔
- (c)40秒
- (d)8倍
CFL条件・またはクーラン条件と言いまして・・・コンピュータが安定な計算をするための条件のことです。
- ΔX:格子点間隔
- Δt:タイムステップ(積分時間間隔)
- C:流れの速さ
コンピュータで安定な計算をするために、このCFL条件を満たさなければなりません。
CFL条件で言えること | タイムステップに上限がある。 ΔX/ΔtはCより大きくなければならない。 |
CFL条件の式で出来ること | タイムステップの大きさを求めることができる。 |
(a)と(b)はそのまんま答えれるとして、(c)は算数の問題です。
はれの
答えは40秒より小さいって出ましたね。
単純に水平分解能が2倍になった時、3次元だとどうなるか?って問題ですよね。
縦×横×高さが2倍ずつ増えるので、私は
2×2×2=8
と計算しました!
「イラスト図解 よくわかる気象学 専門知識編」のどこに書いてある?
228ページ〜223ページ
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