学科専門~過去問私的解説&ヒント~第52回気象予報士試験

問15:500hPa・地上天気図の平年偏差

問題の舞台は1月。

はれの
はれの

北半球が冬の時期ですね!

与えられた資料は

  • 月平均の500hPaの高度と平年差
  • 月平均の海面気圧と平年差

この2つの天気図からわかることは・・・

  • 日本付近は平年より気温が低いこと。(500hPaの高度が不偏差)
  • 日本の東側に気圧の谷がある東谷の流れ。
  • 平年より西高東低の冬型の気圧配置が強まっている。

では各問題を読んでみましょう!

(a)問題文

(a) 東日本太平洋側では,平年に比べ降水量が多くなりやすい。

(a)は間違い!

はれの
はれの

西高東低での冬型が強まってるんだから、日本海側で降水量は増えるけど、東日本の太平洋側でで降水量が多くなるのは間違いだと思います。

(b)問題文

(b) 西日本では,平年より気温が低くなりやすい。

(b)は〇!

日本の東側に気圧の谷がある東谷の流れなので、北西風が吹きやすく、平年より気温は低くなりやすい推測できます。

から〇。

(c)問題文

(c) 沖縄・奄美では,平年に比べて晴れの日が多くなりやすい。

(c)は間違い!

沖縄・奄美は、冬季に曇りや雨の日が多くなります。

はれの
はれの

西高東低の冬型の傾向が強まるってことは、冬の特徴がより現れやすくなるってことですよね。

ということは、より曇りや雨の日が増えて、降水量が増える・・・ってことかと思います。

だから(c)は間違い!

さいごに

第52回の気象予報士試験の学科試験の「予報業務に関する専門知識」を私・晴野の解き方を紹介しました!

試験の内容も、気象業務支援センターに一報入れて、書かせてもらってます。
※解説内容は気象業務支援センターとは関係ないです。

この過去問解説は、どの機関のチェックも受けていないので、もしかしたら間違った内容になっているものもあるかもしれません。

もし「ここおかしいよ!」というのを見つけたら、遠慮せずに「お問い合わせ」からご連絡いただけたら嬉しいです。m(*_ _)m

▶︎過去問解説記事もくじ

第54回気象予報士試験【学科・一般知識】の過去問解説はこちら

第52回気象予報士試験【学科・一般知識】の過去問解説はこちら

第53回気象予報士試験【実技試験1】の過去問解説はこちら

第53回気象予報士試験【学科・専門知識】の過去問解説はこちら

第53回気象予報士試験【学科・一般知識】の過去問解説はこちら

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15