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問14:気象測器の検定
気象測器の検定について述べた次の文(a)〜(c)の正誤の組み合わせとして正しいも のを、下記の①〜⑤の中から1つ選べ。
(a) 気象庁以外の政府機関又は地方公共団体が研究のために行う気象の観測に使用する温度計及び気圧計は、登録検定機関が行う検定に合格したものでなければならない。
(b) 気象測器の検定の有効期間はすべて5年間である。
(c) 登録検定機関に検定を申請するときは、その手続きは当該気象測器の製造者が行 わなければならない。

⑤ (a)誤, (b)誤, (c)誤
出題頻度1
気象庁以外の政府機関又は地方公共団体が気象の観測を行う場合、国土交通省令で定める技術上の基準に従つてこれをしなければなりませんが、研究のために行う気象の観測を行う場合は、この限りではありません。
よって(a) の「気象庁以外の政府機関又は地方公共団体が研究のために行う気象の観測に使用する 温度計及び気圧計は、登録検定機関が行う検定に合格したものでなければならない。」は誤り!
気象業務法 第二章 第六条 第一項
出題頻度1
気象測器検定規則によると・・・検定の有効期間は下の表をの通りです。
気象測器 | 検定の有効期間 |
---|---|
液柱型水銀気圧計 アネロイド型気圧計 風杯型風速計 風車型風速計 電気式日射計 貯水型雨量計(自記式のものに限る。) 転倒ます型雨量計 | 5 年 |
ラジオゾンデ用温度計 ラジオゾンデ用気圧計 ラジオゾンデ用湿度計 | 1 年 |
よって(b) の「気象測器の検定の有効期間はすべて5年間である。」は誤り!
気象業務法 第五章 第三十一条
気象測器検定規則 第一章 第十五条 第一項
出題頻度1
気象測器の検定に申請するのは、その気象測器の製造者じゃないとだめなんてルールはありません。
よって (c) の「登録検定機関に検定を申請するときは、その手続きは当該気象測器の製造者が行わなければならない。」は誤り!
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