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問13:キキクル
気象庁が発表する大雨警報や洪水警報の危険度分布(キキクル)について述べた次の文(a)〜(c)の下線部の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から1つ選べ。なお、文中の「指数」とは、土壌雨量指数、流域雨量指数、表面雨量指数を示す。
(a)危険度分布とは、土砂災害、浸水害、洪水害発生の危険度を地図上で5段階に色分けして表示したもので、災害リスクの高まりを示す「指数」等と過去の災害に基づき設定した「基準」を用いて、危険度を判定している。なお、洪水害に関しては、指定河川洪水予報の発表状況も併せて表示している。
(b)危険度分布の「危険」(色分けでは紫)は、危険な場所からの避難が必要とされる警戒レベル4に相当する。市町村からの避難指示等の発令に留意するとともに、避難指示等が発令されていなくても住民自ら避難の判断をすることが求められている。
(c)危険度分布の危険度の判定には、災害発生の危険度を確実に把握するため、「指数」等の予測値は用いず、実況値を用いている。
② (a)正, (b)正, (c)誤
災害リスクの高まりを示す「指数」等と過去の災害に基づき設定した「基準」を用いている。←OK
上記の基準により、危険度を判定している。←OK
だから(a)は正しい。
(b)の「危険な場所からの避難が必要とされる警戒レベル4に相当する。」も、その通り!
引用元:気象庁キキクル
気象庁ホームページでキキクルの紹介として
さらに、警報・注意報が発表されたときに、実際にどこで「指数」の予測値が警報・注意報の基準に到達すると予想されているのかが一目で分かる「キキクル(危険度分布)」の提供を開始しました。
引用元:気象庁 知識・解説 キキクル
と記載されてるので、(c)の「災害発生の危険度を確実に把握するため、「指数」等の予測値は用いず、実況値を用いている。」は誤り。
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