【風速〇mの目安】時速や危険な数値を感覚でわかるように解説!

風速〇mって、数字で言われてもわかりにくいですよね。

これくらいの強さっていう目安とか

〇mから危険とか、具体的な例を知りたいよ。

じゃあ身近なものに例えたり、動画で見てみようね。

というわけで、今回は風速の目安についてまとめます。

この記事でわかること

風速〇mって…

  • 体で感じるとどんな感じ?
  • 外出するのが危険な風速は何mから?
  • 登山するときに危険な風速は何mから?
  • 車の運転が危険になるのは風速何mから?
  • 家の中にいても危険な風速は何mから?

数字が苦手な人にもわかりやすいように、風速について全力で解説しますよ〜

風速〇mを時速と肌感覚に変換!

ではざっとみてわかるように、まずは表にしたのでご覧ください!

風速〇m時速見た目と体感天気予報的表現
2.5m/s9km/h・扇風機の中レベル
・ジョギングくらいの速度
なし
5m/s18km/h・扇風機の強レベル
・軽いものが飛ばされる
なし
10m/s36km/h・傘が折れそうでさせない
・風に向かって歩き難い
・やや強い風
15m/s54km/h・転倒の可能性
・小石が飛んでくる
・強い風
・強風注意報や火災注意報が出ることも
20m/s72km/h・重さのあるものでも吹き飛ばされる
・歩くことが難しい
非常に強い風
25m/s90km/h・立っていられない非常に強い風
30m/s108km/h・屋外にいるのは危険猛烈な風
35m/s126km/h・飛ばされます台風なら「強い台風」
40m/s144km/h台風なら「強い台風」
45m/s162km/h台風なら「非常に強い台風」
50m/s180km/h台風なら「非常に強い台風」
55m/s198km/h台風なら「猛烈な台風」
60m/s216km/h台風なら「猛烈な台風」
65m/s234km/h・台風なら「スーパー台風」のカテゴリ
70m/s252km/h・台風ならスーパー台風のカテゴリ

※速度の計算は、こちらの自動計算サイトが便利です。→速度の換算

上の表の通り、風速が10m/s越すと傘もさせない

15m/sを越すと、「台風が来たか?!」って感じるはずです。

20m/sくらいの風が吹くような日に、外出は危険です。

風に慣れた人でも気をつけてください。

そして出来るだけ自宅から出ないで欲しい!

では次に風速〇mと

  • 登山
  • 車の運転
  • その他の危険なこと
  • 家の破損・倒壊

についてです!

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風速〇mで登山&車の運転は危険!

風速何m/sだったら、「登山(森林限界)が危険なのか」,「車の運転が危険になるのか」をまとめました。

おまけで「その他の危険度」も表に入れました。↓

風速〇m登山の危険度車の運転の危険度その他
家の破損・倒壊
2.5m/s大丈夫大丈夫
5m/s大丈夫大丈夫・ドローンを飛ばすのは危険
10m/s雨や雪が降らなければ大丈夫・高速道路にある吹き流しが真横に流れる
15m/s・登山では危険な風速
・雨を伴うなら中止が良い
・高速道路で速度規制が入る
20m/s
・危険
・転倒する
・中止
・車の運転もハンドルを取られて危険
・高速道路で通行止
・風で飛ばされるもので怪我の恐れ
25m/s・山では遭難事故も起きる
・耐風姿勢を取らないと吹き飛ばされる
・中止
・走行速度が早いと横滑りの危険
・運転をやめましょう
30m/s・一歩も動けない
・中止
・車が横転する
・運転をやめて避難
・屋根瓦が飛ばされることもある
35m/s×・電車が倒れることがある
・トラックが横転することもある
・運転をやめて避難
・樹木が根から倒れる
40m/s××・2019年の台風19号くらい
・停電の恐れ
45m/s××・家が揺れる
・外壁が剥がれる
50m/s×・駐車場の車も飛ばされる可能性・家が倒壊する可能性
55m/s××・家が倒壊
・竜巻レベル
60m/s××・停電
・家の倒壊
・車が飛んでくる
65m/s××・停電
・家の倒壊
・車が飛んでくる
70m/s××・風圧で窓ガラスが割れる

登山の中止の目安は15m/s

車の運転中止の目安は、20m/s~25m/s

数字としては、意外小さいですが・・・

登山では、風から守ってくれる樹木がない森林限界だと、吹きっさらしです。

吹きっさらしで、

  • 風速15m/s
  • 雨 or 雪

となると低体温症の危険もあり、本当に危険なのです。

車の運転は、どんな天気でも大丈夫ながしちゃいますが

トラックも含め、背の高い車や軽自動車は、横風に弱いです。

それと

  • 駐車場にある車より、走行中の車の方が倒れやすい。
  • 砂利の駐車場の車は、風に飛ばされた砂利で窓ガラスが割れる(ボディも傷だらけ)。

という恐ろしいことがあります。

車にとっても、風は本当に危険なものなのです。

ここまで風速についてお話ししてきましたが・・・

風速30m/sとか、数字が大きいと

想像し難いよ!

じゃあ動画で見てみよう!

というわけで、風速30m/s以上の風について
動画で紹介します!

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風速30m/sの動画

風速30m/sって、フロントガラスなしのオープンカーで
時速100km以上で走行しているようなものです。

よくテレビで見る風速体験施設で30m/sの風を体験する人たちの様子を
動画でご覧ください。

こんな強い風の中、前傾姿勢でないとすぐ倒されてしまいます。

前も見れないし、メガネも吹っ飛びそうです。

実際には、機械のように安定して風が吹くわけではなく

気を抜いた時に突風が吹いたりするので、本当に危険です。

続いて、風速40m/sの動画です!

風速40m/sの動画

風速40m/sについては、株式会社流機エンジニアリングさんの動画を紹介します。

なぜ?と思いますが、風速40m/sの中での早着替え対決動画。

意外と着替えできるんだなっていうか、やっぱりなぜ着替え?

風速40m/sは、フロントガラスなしのオープンカーで
時速144km以上で走行しているようなものですが・・・

意外と着替えってできるものですね。(雨も降ってないし)

次は風速50m/s!

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風速50m/sの動画

日本の動画ではないですが・・・

気象観測のお仕事をされているマイクとトムが、風速約50m/s(時速180km)の日に
撮影したものです。

ちょっと気を抜くと吹き飛ばされてしまう感じ、わかりますよね。

もちろん真似したらダメですよ!

風速60m/sの動画

風速60m/s(時速216km)の動画は、宮古島を襲った台風13号のもの。

風でドアバイザー(雨よけ)が剥がれていく瞬間は、まるで紙でできた模型が剥がれるようで・・・

風って、空気って、私たちが考える以上に力があるものだってわかります。

駐車場の車の画像は、一見なんともないように思うかもしれません。

でもあの車たちは、風で全部斜めに流された後なのです。

目に見えない空気の力、強烈です。

次は、スーパー台風が来る時に、話題になる風速70m/s!

風速70m/sの動画

これしかないのか?ってくらい、最近よく使われる「風速70m/s(時速252km)動画」です!

飛来物がなくても、風だけで窓ガラスが割れるっていう動画ですが

この窓ガラスが1枚ものなのか、ペアガラスや針金入りのガラスだと大丈夫なのか?など疑問も残りつつ・・・

正面からの風速70m/s(時速252km)は凄まじい!

ガラスが割れるのも衝撃ですが、その後の室内の家具・家電が舞い上がるところが恐怖です。

猛烈な風の時は、風が通る家は危険。

通気孔は塞がないといけないですね。

次は、予定外ですが、風速40m/s動画の会社「流機エンジニアリング」さんの動画を紹介します。

なんと風速80m/s(時速288km)を社長が体験するコントです!

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【おまけ】風速80m/sの動画

はっきり言って、風速80m/s(時速288km)のおふざけ動画です。

でもプロだから、安全対策はきっちりやってると見ました。

洗濯バサミに扮した社長が風に煽られる中、社員が横にも後ろにも控えてて・・・社長に激突されます・・・

ほとんどの洗濯物と社長は80m/s(時速288km)の風に飛ばされましたが、上着が一枚残りました!

同一方向からの安定した風ならではの結果ですね。

実際の風は、同じ方向から同じ早さで吹くわけではないので、もっと怖いです。

風速〇mの目安まとめ

体感風速
傘をさせない10m/s
外を歩けない20m/s
車を運転できない20m/s
登山できない15m/s
家にいても危険45m/s

実際には、上の表より弱い風でも被害が出る可能性はあります。

風は一定の向きや強さで吹くのではなく、突風も怖いものです。

そして強風が吹く日は、等圧線も混んでいるはずなので、天気の急変もよくあるので気をつけてくださいね。

なぜ今日は風が強いの?と質問して「等圧線が〜」と言われたら迷わずこれ読んでください!

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降水量〇ミリってどれくらいの雨?という疑問を、とことんわかりやすくお伝えしています!
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