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※2018年2月24日に雑記ブログにて公開した記事です。(2022年4月更新)
- 気象予報士試験の難易度&合格率
- 独学でも合格できるか
- 文系でも独学で勉強が理解できるか
資格が欲しいなぁ、気象予報士の資格とか持ってたら、人生変わるかなぁと思っているそこのあなた!
「近所にスクールがない」とか「時間がないとか」
「凡人だから〜」なんて諦めるのはもったいない!!!
だって、私でも合格できたんだから!
ぶっちゃけ私は頭が良いわけではありません。
出身大学も3流です。
高校まで成績表に3が並ぶような凡人脳で、大学では気象学とは全く関係ないことを学びました。
そんな私でも子供二人出産した後、乳幼児の子守りをしながらスクールにも通わず気象予報士になれたのです。
実は某有名通信教育で学習を始めたものの、ベースとなる知識が足らなかったのか試験では歯が立たず・・・
結局、書店で買った本で勉強し直して合格しました!
書店で購入できる本の情報量はすばらしい!!!!!
・・・そうは言っても世間では「気象予報士試験は難易度が高い」って言われるし、どのくらい難しいのかも気になるところ。
そこで「文系でも大丈夫なのか」や「勉強時間はどれくらい必要なのか」について、私の経験談もまとめました。
「受験用の講習受けたい・・・でも自宅の近くにないしー。」という方も必見です!
気になるところへ読み飛ばす
気象予報士試験の難易度は高い!合格率は4.9%(令和3年度2回目)
1994年の8月から始まった気象予報士の試験。
最初の試験と、直近(令和3年度)の試験の難易度を比べてみます。
年度(回) | 合格率 |
---|---|
平成6年度(第1回) | 18% |
令和3年度(第57回) | 4.9% |
では令和元年度の合格率4.9%は、厳しいのか?!
実際に何度も受験した私は、「全く歯が立たない!」ではなく
「本気で頑張ればなんとなかるレベル!」だと思います。
実際に受験会場で感じたことですが、「メモリアル受験」的な、まだまともに受験勉強が進んでいない人が多く受験しているのです。
試験の休憩時間に、トイレに行くと聞こえてくる・・・
あの問題、全然わかんなかった~!
やだ〜!私も〜!
一緒ね〜♡
という女子同士の会話・・・
この人たちは、私の「ライバル」ではないな…
(訳:まだ勉強が足りない人が多く受験してますね。)
私のライバルかどうかは、さておき
まだ勉強を始めたばかりの「とりあえず受験してみた」人も、たくさんいました。
「全然わからない問題」がある時点で合格しませんからね!
だから「大学受験と比べて〜」なんて、単純に難易度を測れないわけです。
そして実際に勉強してみて思いました。
本当に気象の学科内容を理解し、トレーニングすれば「合格は難しくない」!
平成6年の合格率が高い理由は
気象予報士試験が始まったばかりの頃で、一般人だけではなく気象業務経験者や大学で専門に学んだ人も受験したために、高い合格率だったのだと思います。
この頃、気象庁の元職員や、気象庁のベテラン職員も受験したらしいです!
気象庁では不合格だったベテランさんがいて、周囲の人も笑うしかないってことがあったそうですよ。
さらに「試験問題を作る側の先生」が問題を解けないことも!(←小耳に挟んだ裏話ww)
とはいえ天気の予想は、場合によっては人命に関わるものだし、経済にも影響を与えます。
簡単に誰でも取得できる試験であってはならないので、それなりに難しいのは当然と言えますね。
試験科目 | 様式 | 問題数 | 合格ライン |
---|---|---|---|
学科試験(一般知識) | マークシート | 15問 | 正解が11問題くらい |
学科試験(専門知識) | マークシート | 15問 | 正解が11問題くらい |
実技試験1と2 | 記述式 | いっぱい(←コラ) | およそ7割って言われてます |
気象予報士試験は学科試験(一般知識と専門知識)と実技試験に分かれています。
実技試験は記述式なので、ぶっちゃけ簡単ではないです。
でも学科試験の方は、全てマークシート式で選択問題!
「答えはこの中にある!」
というノリで頑張れます♪
表に書いた数字だけ見ても、難易度がどうなのかわからないので、やっぱり実際に過去問を見ていただくのが一番いいです!
早速過去問をダウンロードして、問題を見てください!
↓ ↓ ↓
実技試験の過去問もダウンロードして、実際に見てください。→過去問ダウンロード
文章で答える問題もあるし、図に書き込む問題もあります。
計算もしなきゃいけないし、少し勉強した経験がある人でも「学科試験の知識を総動員しても全然力が足らない!」と感じると思います。
・・・でもね!
やってやれないことはない!
私ができたんだから!!!
私が試験勉強しててずっと思っていたことは・・・
気象予報士試験は大学受験と違って、苦手科目(英語とか)を勉強する必要がないのが楽!
だから気象予報士試験は
決して簡単ではないけれど、不可能な難易度じゃない!
気象予報士試験は独学で合格できる?
気象予報士の試験を独学で突破できるのか、できないのか。
答えは、「独学で合格できる。」です。
私は何人も、独学で合格した方に出会いました。
その独学で合格した人たちに会って感じたことがあります。
「どうやったら独学で…」というより、
「どんな人なら独学で合格できるのか?」です。
理由は、独りで勉強するって「好きじゃないと続かない」から!
地頭が良い人は、独学で一発合格!なんて神業ができるかもしれません。
でも、多くの人は何度目かの合格なのです。
つまり、何年も独りで勉強を続けられるかどうかで、独学で合格できるのか、できないのかが決まるわけです。
何年も独りで勉強できるほど気象のことが好きなら
あなたも合格できますよ!
気象予報士試験は文系でも独学で合格可能?
数学も理科も苦手、文系だけど、気象予報士の試験に合格できるのか。
しかも独学で。
と悩んでるあなた!
答えを言う前に、ちょっと問いたい!
もし、あなたが「自分は理系科目が苦手な文系人間だ!」と思っているなら、なぜ気象予報士の資格を取りたいと思ったのですか?
もし「気象」に興味があって、「気象予測」の技術を身に着けたい!と思っているなら・・・
あなたは既に理系さんです♪
気象予報士の試験には、難解な計算問題は出ません。
化学物質の知識も必要ありません。
有機化学の知識も、DNAやスタップ細胞のことも理解してなくて大丈夫です!
あなたが今まで理系科目を苦手として生きてきたなら、気象予報士の受験勉強し始めた時、力学、熱力学の分野を「難しいなぁ」と思うでしょう。
でも基本的なことが本当の意味でわかっていれば、試験問題くらいは解けるはずです。
だから答えは、文系の人でも合格できる!です♪
まずは多くの問題に触れて、答えと解説をよく読んで理解することです。
文系の人が気象予報士の受験勉強する時のコツ
文系の人が、気象予報士の力学の数式などを勉強する時にはコツがあります。
文系の人が、いきなり理系の人が使うような参考書を読むと、難しくてやる気を失ってしまいます。
だから、文系の人が書いた参考書を使うのがオススメです!
例えば・・・この本⇩
真壁さんは、元CAなので地頭は良いとはいえ、文系出身です。
だからこの本では、文系の人が理解できるように、数式をとてもわかりやすく解説しているのです。
実は、私は理系出身ですが、生物化学系出身なので力学の計算などは本当に苦手で、真壁さんの本にお世話になりました!(;´∀`)
この場を借りて、全力でお礼を言いたいです!
真壁さん、ありがとうございました!!!
m(*_ _)m
他には、文系出身の先生の本や講座を受けるとわかりやすいです!
【オンスク.JP】では、高校時代に理系科目が苦手だった中島俊夫さんが教えてくれるので、初心者向きですね。
入門編は無料で見れる動画もあるので、とりあえず登録してみると良いですよ。(о´∀`о)
文系の方は、いきなり難しそうなテキストにチャレンジするより、イメージが湧きやすい動画講義などから始めると〇!
気象予報士試験を独学で受験するなら勉強時間は1000~1500時間!
一般的に… | 約1000時間 |
独学では | 約1500時間 |
私の場合 | 1460時間以上! |
よくTOEICで満点取るための平均勉強時間~とか
英検1級取るための平均勉強時間~なんて聞きますよね。
でも平均時間はあくまでも「平均」。
2017年の8月の試験で「11歳の女の子」が合格したことをご存知ですか?
北海道北見市の本田まりあちゃんという女の子が、4年生から勉強を初めて6年生の時に合格しました。
4回目の試験での合格だったそうです。
まりあちゃんは医者の娘だし、生まれつき頭も良いのでしょうが、スゴイ!!
気象予報士試験の勉強期間は1年以上?!
気象予報士の試験は、学科と実技に分かれています。
- 学科はマークシート←まず学科の合格を目指す。
- 実技は筆記←学科合格後1年以内に合格を目指す。
一発合格するような天才・秀才は置いといて、まずは学科合格を目指し、その後実技を猛勉強するっていうのが、王道の勉強方法です。
気象予報の完全初心者が受験勉強を始めるとすると、受験勉強が1年で終わるなんて思わないほうが良いです。(※一部例外を除く)
「短くて2年位」の計画で勉強すると良いと思います。
1日の勉強時間は、数時間キープしたいところ。
私の経験ですが、1日2時間の勉強を2年間みっちりやったので
2時間×365日×2=1460時間
学科の勉強は
朝1時間早く起きて勉強。
4歳と2歳の子供がいたので、昼間は子守しながら、ポイントを書いたノートをチェック。
↑この細切れ勉強時間を入れると、1460時間以上ですね。
実技の勉強は
天気図を見ながらの訓練になるので、明け方と夜中に時間の許す限り勉強。
実のところ、実技の勉強方法が具体的にはわからず、半年ほど無駄にしました!(T_T)
※半年後に良い問題集に出会えて、6ヶ月間実技のみ勉強に打ち込んで合格しました。
→だから必要な勉強時間はどれくらいかというと・・・
気象予報士試験の勉強時間は独学なら1500時間!
一般に、気象予報士試験に合格するための勉強時間は約1000時間と言われています。
独学だと、この1.5倍の約1500時間!
1日2時間勉強しても独学だと2年以上の期間が必要ですね。
勉強期間で紹介した「短くて2年間」っていうのと一致します!
この平均勉強時間は、今後、気象予報士試験を受験するかしないかを決める時の目安になると思います。
あなたの普段の生活の中で、1日2時間以上の勉強時間をつくれるなら、今から気象予報士を目指しても良いかも!です。
「資格Hacks」というサイトで、気象予報士試験以外にも様々な資格と勉強方法や勉強時間がまとめられています。
受験勉強する上で参考になりますよ!(о´∀`о)
やっぱり自分一人では心が折れそう…という場合は
オンラインスクールが一番安く学べます。
↓ ↓ ↓
最後に
私が本気で気象予報士試験の勉強に取り組んだのは、結婚して子供を2人産んでからでした。
主婦だったから、自分の時間を持てたのだと思います。家族に感謝!
それと、学生時代の私は、特に勉強ができたわけではありません。
ものすごく平均的な成績の学生でした。(もしかしたら平均より下かも)
でも、そんな私でも気象予報士試験の勉強を本気で取り組んで、合格することができたのです!
しかも実技の勉強は問題集を買って独学、スクールにも通わず合格することができました。
きっとあなたも、「本気で合格したい!」と思っているなら合格可能だと思います!
応援してますよー!o(★≧∇≦)o
手前味噌ですが、私流の過去問の解き方でよかったら、こちら▶︎「晴野の過去問まとめ」
気象予報士試験合格までのプラン全体像をまとめました。
1日2時間程度の勉強で合格を目指した2段階合格プランと勉強法です。
↓ ↓ ↓
独学で気象予報士試験突破におすすめ本
- 参考書
- テキスト
- 問題集
は、こちらのページでまとめています!
↓ ↓ ↓
気象予報士試験合格のための「独学勉強法」と
無料で学べるおすすめサイトも、こちらで紹介しています。
↓ ↓ ↓
気象予報士試験の物理学や数学のレベルが心配で、一歩踏み出せない!
そんな方は、こちらを読んで見てください。(о´∀`о)
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