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出し惜しみせずに最初に一押しポイント言いますね。
巻末の[付]
この本は紀伊國屋で立ち読みしてる時に(←コラ)、巻末の[付]があまりにも魅力的だったから衝動買いしちゃった本です。
この巻末の[付]には、日本や世界の主な気象記録が記載されているのですが、それがまぁ面白い!
最高気温記録、最低気温記録からさまざまな気象現象の記録を見るのは本当に面白い!
日本の記録だけじゃないですよ。世界の記録だって載っています。
世界の最高気温と最低気温ってだけでもワクワクしませんか?
もちろんちょっと古い本なので、記録は最新ではありませんが、
カリフォルニアってこんなに雪が降るところがあるんだー
というところから、緯度は?標高は?などと興味は広がり、気象から気候まで思いを馳せて楽しめます。
1991年に初版が発行され、2003年まで何度も改定され出版されています。(私が持ってるのが2003年改訂版なの。)
でも…もうAmazonでも新品を取り扱ってないんですよね。
肝心のこの本の中身について。
一般気象学をより一般の方向けにアレンジしたような内容です。
大気の状態が不安定とはどういうことか、「だるま」を用いての説明があったり、とてもわかりやすい!
天気図の見方については、地上天気図について書かれています。
なので、専門天気図の読み方を知りたい方には不向きと言えます。
中高生が夏休みに読んで内容をまとめれば、立派な自由研究のレポートになっちまうのではないかと思うんですよね。(既に全国学校図書館協議会選定図書です。)
1年を通した日本の気象の特徴も、面白い&わかりやすい。どんどん読み進めてしまします。
他に、体感温度や不快指数を求める式や図表もあるし、最後まで楽しく読めます!
また改訂版を出版してほしいなぁ・・・
他の本も見ていきますか?