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明日、晴れにする方法はないの?!
あなたも大切なイベントがある日、「どうしても雨じゃ困るんだよ、なんとか晴れにする方法はないのか?!」と考えたことありますよね。
都市伝説や映画には、科学で気象を操る話があるけどね。
何かで雨雲を吹き飛ばすとか、できないの?
なんやかんやで人類は宇宙にまで行けるんだから、雲の一つや二つぐらい、吹き飛ばすとかできるんじゃないの?
なんとかして天気を晴れにする方法があるんじゃないの? と思う気持ち、わかる!
だから今回は、「晴れにする方法」なんて無茶な記事を書いてみました。
冗談ではなく、大真面目に書いてます。
ぜひ楽しんで最後までお付き合いください〜
既に発生した雨雲(雲)が消えてくれる・いなくなる方法を考える
晴れにするためには、雨雲(雲)が消えてくれるか、いなくなってくれれば良いわけです。
とりあえず、水分子を分解するのではなく、移動するか気体(水蒸気)になってもらうという前提で考えます。
というわけで・・・
既に発生している雨雲(雲)をどうにかして消えてもらう方法を考えました。
空を見上げていると、雲が移動していることありますよね。
説明するまでもないかもしれませんが、雲は風によって水平方向に移動することが可能です。
ただ…「人工的に雲を風で流しましたー!」とは聞いたことがないですよね。
ザックリとした話ですが、雨を降らせる雲は地上から500mから10,000mにあると考えると・・・その高度に大きな送風機を設置するのは大変そうです。
日本アルプスに巨大な送風機を大量に設置して・・・いや、なんか物凄く無駄な気がします。
そもそも「巨大な送風機」って、直径何m?!
工業用の大型ファン(直径2mほど)で、「50m先まで送風可能」。
到達距離が60m〜70m先までのファンもありましたが、100mを越す送風機は見つからず・・・
そもそも羽径が大きい方が到達距離が長くなるのかもわかりませんし。(物理学が得意な方プリーズ)
あと、巨大送風機を設置するとしたら、騒音問題も起きますよね。
巨大送風システムは、ソーラーパネルなんて比較にならないほど自然破壊にもつながりそうです。
せめて偏西風を強制的に速める方法があれば・・・
はっ!
地球の自転速度を上げれば!(←コラ)
そんなわけで、「雨雲の水平移動」はあきらめましょう。
雲のあるところに上昇流あり!
逆に下降流があるところは、雲はできません。
ということは〜晴れにするためには、晴れにしたい場所の上空の空気を、下降流にすれば良いのです〜!!!!!
上空に何かを設置するのは大変なので、地上で何ができるのかを考えます。
下降流が起きているエリアの地上付近では、どのような現象が起きているのか・・・
それは「発散」。
空気が発散していれば「雲散霧消」!(使い方違うw)
雲は消えてなくなります!
ではどうやって地上で空気を発散させるのか・・・・・
えーーーーっと・・・・
巨大送風機?(またかw)
実現できそうにない。( ˊᵕˋ ; )
他には・・・空気を作り出すっていうのはどうかな?
地球の空気の主成分、窒素・酸素を化学反応などで強制的に作って・・・
さらに発生させた窒素と酸素は、上昇しないように低い温度で・・・
あれ、これは地上で冷たい強風が吹き荒れて、もし晴れたとしても全く心地よくない天気になりそうな予感。
そんなわけで…「下降流により雲を消す方法」はあきらめます。
気圧が同じ場合で、温度が「高い方」と「低い方」のどちらが、より水を水蒸気に変えられると思いますか?
簡単ですよね。
温度が高い方が、より多くの水を気体の状態に変えられます。
ということは、雨雲(雲)が発生している空気に、熱を加えて温度を上げれば、液体の水である雲は蒸発して晴れるのでは?
上空の空気に熱を加えるには・・・
太陽の熱!(←そんなんで雲が消えたら世界中の昼間の世界から雲がなくなるわ。)
他に空気塊の気温を上げる方法は・・・ヒーターとか?
電子レンジの原理でマイクロ波を照射するのはどうでしょう?
マイクロ波なら、地上から雲に向けて照射しても高度にかかわらず加熱できそうだし、雲粒を蒸発させることもできそう!
ただ!人体だけではなく周辺の生き物への影響がありそうで、怖いです。
ハバナ症候群になりそう・・・
じゃあ最後の手段(?)!
下降流で断熱昇温を!・・・って、先ほど「下降流により雲を消す方法」はあきらめましょうと結論づけてましたよね( ˊᵕˋ ; )
そんなわけで、「昇温により雲を消す方法」もあきらめますか…。
雲を四方八方へ散らす方法・・・
例えば「化学反応などで猛烈な風を起こし、雲を吹き飛ばす」?
ドッカーン!って。
でもこれ、逆効果になりそうです。
化学反応で瞬間的に猛烈な風を発生させる場合、かなりの熱や光、音も同時に発生するでしょう。
地域の皆さんが光や音を我慢してくれるとして・・・
空気中に化学反応で発生した物質が飛散されることも想像できます。
ということは、次のようになるのかも?
- 熱の発生→激しい上昇流が起きる→対流雲の発生
- 化学反応で発生した物質が飛散→雲粒の核となる可能性大→雲がなかったところでも雲が発生
えっと、、、雲が発生しますやん。
そんなわけで、「四方八方へ散らす方法」も、あきらめます…。
雨雲(雲)の発生を抑制する方法を考える
ここからは、雨雲(雲)を発生前の段階で、どうにかして雲ができないようにする方法を考えます。
通常、雲粒はエーロゾル(空気中のチリ)核として成長します。
水蒸気はエーロゾルという核がないと、凝結して雲粒になることは非常に難しいのです。
つまり、空気中のエーロゾルを取り除くことができれば、雨雲(雲)は発生し難い状態になるはずです。
・・・空にあるエーロゾルを取り除く・・・
どうやって?
巨大空気清浄機?
そういえば、中国やインドで屋外に設置されている「スモッグタワー」っていう、巨大空気清浄機がありました。
この「スモッグタワー」は、石炭によるススやPM2.5などのスモッグの原因となる微粒子を除去してくれる、屋外に設置された巨大空気清浄機で、高さは100mほど。
半径約1kmくらいまでの範囲で、効果を実感できるそうです。
ただ、空気を清浄する機能は「スモッグが改善する」程度。
また、高度何mまでの空気を浄化するなどの情報はないんですよね。
他に…「スモッグタワーは、強制的に下降流を発生させられる」という情報もないので、下降流発生にも貢献できなさそう…
そんなわけで、「空気中のエーロゾルを取り除く方法」も、あきらめるしかないかな〜。
雲のあるところに上昇流あり!(2回目)
ということは、上昇流が起きないようにすれば、雲は発生しないわけです!
上昇流の原因となる、地表付近で起きていることを、箇条書きにします。↓
- 地表面の空気が温まるから、上昇流が発生する。
- 下層へ暖気が流入するから、上昇流が発生する。
- 下層で風の収束が起きるから、上昇流が発生する。
- 前線の通過に伴って、上昇流が発生する。
ということは、もし以下のようなことができれば、上昇流は起きないかも?
- 下層への暖気の流入をブロック
- 地表付近の空気を温まらないようにする(冷やす)
- 下層で風を収束させない
- 前線を通過させない
う〜ん、どれも難しそうですが、頑張って考えますよ〜
- 下層への暖気の流入をブロック→対象エリアの主に南西側へ高い壁を・・・建造できる気が芦しない。
- 地表付近の空気を冷やす→対象エリアの地表付近を全体的に冷やす・・・人間も辛すぎ。
- 下層で風を収束させない→対象エリアの外側全体に高い壁を・・・パラディ島かな。
- 前線を通過させない
→低緯度と高緯度の気温差をなくす・・・無理
→コリオリ力を止める→地球の自転を止める・・・無理
→偏西風の蛇行を止める→北半球を平らにする・・・無理
→偏西風を止める→地球全体への太陽光を遮断し、地球の自転を止める・・・無理
もうね、どうやっても実現しそうにないです。
そんなわけで、「上昇流が発生しないようにする方法」も、あきらめるしかないですね。
既に発生した雨雲(雲)を消す方法のところでも書きましたが、晴れにしたいエリアが下降流であれば、雲の発生を抑えることができます。
さて、どうやって晴れにしたいエリアを下降流にしようかな。
例えば南アメリカ大陸。
中緯度では、南北に連なるアンデス山脈に偏西風がぶつかり、山脈の東側乾燥した気候になっています。
山脈のおかげで、強制的に下降流の発生がある・・・というか、アンデス山脈の東側では猛烈なフェーン現象が起きたりしてます。
なので、晴れにしたいエリアの西側に5,000m級の山脈をつくれば・・・無理やん。
そんなわけで、「強制的に下降流を作る方法」も、あきらめるしかなさそうです。
さいごに
自分で提案しておきながら、全て「あきらめるしかない」で終わらせてしまい、どうもすみません。(申し訳なく思ってます、ホントに。)
とはいえ、天気を変えるというのは、今の人間には難しい…。
天気というのは、太陽と地球、どちらにも影響されますからね。
もしかしたら、他の天体にも影響されているのかもしれません。
今日の雨すら防げなくて、傘をさしても足元が濡れてしまう人間って、まだまだ無力だと思ったり。
その割に自然破壊とかするやんね、とか思ったり。
今後も、明日の天気を晴れにできなくても、天気の話で盛り上がれるようなネタを書いていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます!