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問2:比湿
次に示す3種類の湿潤空気塊の比湿A、B、Cの大小関係として正しいものを、下記の①~⑤の中から1つ選べ。ただし、比湿sは、水蒸気圧e&気圧pを用いて、s=0.622e/pで近似できるものとする。また、温度と飽和水蒸気圧の関係は次の表の通りとする。

A 温度12°Cの乾燥空気990gと水蒸気10gからなる湿潤空気塊の比湿
B 温度14°C、相対湿度75%、気圧700hPaの湿潤空気塊の比湿
C 温度20°C、露点温度16°C、気圧900hPaの湿潤空気の比湿
① A < B < C
② A < C < B
③ B < A < C
④ B < C < A
⑤ C < A < B
① A < B < C
比湿は混合比とよく似てますが、ちょっと違います。
▶︎用語集「比湿」
▶︎用語集「混合比」
混合比の分母は乾燥空気ですが、比湿の分母は湿潤空気。

ではAから順番に計算していきまーす!
Aの混合比は・・・乾燥空気と水蒸気は「g」で書かれているので、そのまま計算できます。

↑面倒なので、分母は1000のままにしておきます。
Bは温度14℃で相対湿度75%なので、表:温度と飽和水蒸気圧の関係から水蒸気圧を計算します。


ここまでで「A<B」です。
Cは露点温度が16℃なので、水蒸気圧は18hPaなので…


よって「A <B<C」なので、解答は①!
ここに書いてあるよ

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