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台風が来た後、蚊は減るどころか増える理由について。
また、台風の暴風&大雨で蚊は激減したりしないのか?という疑問について、サクッと答えがわかります。
台風と蚊の関係について、残念なことばかりお伝えするのは心苦しいけれど・・・。
台風の暴風雨で蚊がいなくなれば良いのに!
台風が来た時、蚊は暴風で飛ばされ、大雨で地面に叩きつけられ、とても生きてはいられないのでは?と思う。
いや思いたい。
でも現実には、台風が過ぎた後、蚊は増えていて・・・私は毎回蚊の餌食になっています!
台風は、「蚊が喜ぶ環境」を作るんです。
しかもパーフェクトに条件を揃える徹底ぶり!
蚊との攻防戦に備えるために、敵のことをもっと知らねばなりません!!!
・・・おっと、ダラダラ書いていないで、早速本題に入りましょう!
台風で蚊が増える理由は「蚊が喜ぶ環境」を作るから
台風で蚊が増える理由は、主に2つ。
- 水たまりが増えるから蚊が増える。
- 気温が下がるから蚊が増える。
もう少し詳しく言うと・・・
台風でたくさん雨が降ると、水たまりが増える。
↓
水たまりが増えると、ボウフラ(蚊の幼虫)が増える。
↓
ボウフラが増えると、成虫の蚊が増えますよね!(இдஇ)
台風が過ぎた後は、南北の空気が混ぜられる。
↓
南北の空気が混ぜられて、やや気温が下がる。
↓
蚊にとって快適な気温で、めっちゃ元気!(இдஇ)
※蚊の快適温度は26〜31℃。
(35℃以上で食欲不振。38℃以上であまり動かなくなる。)
台風後、蚊にとって快適な環境になることはわかった。
でも台風が来てる時は?!
一時的にでも蚊の数が減ったりしてるんじゃない?!
次で「台風が来た時、その時蚊は?!」をお伝えします。
【疑問その1】台風で暴風!その時蚊は?!
蚊も色々いますけど、ヤブカの場合、蚊自身が飛ぶ速度は約2m/s。
だから、2m/s以上の風が吹くと、風に向かって飛ぶことはできないと言われています。(ヤブカの場合)
ということは、台風が来て風速が10m/s以上になったら、蚊は飛ぶどころか何処かへ飛ばされていくでしょう!
・・・でもね。
基本的に風にさらされないところをベースに生きてます。
基本的に草むらや藪などにいる蚊は、強風や暴風くらいで全滅することはないのです。
草むらや藪、蚊が暴風から逃れる場所なんて、数限りなくあるでしょうね。(チクショウ)
じゃあ大雨だったら?
【疑問その2】台風で大雨!その時蚊は?!
【悲報】蚊は雨の中でも飛べます。
そんな研究結果を、アメリカのジョージア工科大学のデビッド・フー教授らの研究チームが発表しました。
蚊の羽も体も、雨水をはじく構造になっていいます。
さらに、蚊の体重(質量)が軽すぎるため、雨粒の運動を妨げる力は小さいです。
「蚊が雨粒の運動を妨げる力が小さい」ということは、「雨粒が蚊に対して与える力も小さい」ということになります。
・・・つまり
多少の雨なら、蚊は全然平気。
じゃあ大雨で、草むらも藪も水浸しになったら・・・
水没した藪に潜んでいた蚊は息絶えるかもしれませんが、全てが水没することはなく・・・
仮に成虫の蚊が全滅しても、大雨で増えた水たまりで再びボウフラが増えるというサイクルになるでしょう。
「台風が来ると蚊は増える理由」まとめ!
台風が来た後は「蚊が増える&元気になる」という恐ろしいお話をさせていただきました。
台風が来た後に蚊が増える理由は
- 水たまりが増えるから蚊が増える。
→ボウフラ(蚊の幼虫)が増える。 - 気温が下がるから蚊が増える。
→蚊は26〜31℃が好き。
台風後に外で後片付けする時は、虫除け対策忘れずに!
あなたの台風についての疑問を晴らします!
台風の目って本当は晴じゃない?!
台風の「ヘクトパスカル 」って何の目安になってるの?!