【台風の風】吹き返しの時間はいつからいつまで?

【台風の風】吹き返しの時間はいつからいつまで?

台風の風は、進行方向右側(東側)で雨や風が強いですが

ニュースでは「吹き返しも注意してください」と言います。

吹き返しって何?

はれの
はれの

台風の通過で、風向きが変わることだよ。

吹き返しの時間は、いつからいつまで?

はれの
はれの

台風の中心が、通り過ぎた直後が強いんだけど・・・

時間と言っても、台風によって移動速度は違うので
今回は例をあげてお話ししますね。

というわけで、この記事では「台風の風の吹き返し」について

「もし台風の目のましたにいたとしたら、吹き返しの時間はいつ始まって、いつまで続くのか?」をお伝えします!

台風の「吹き返し」おさらい

台風の風の吹き返しというのは、

今まで南から風が吹いていたのに
北からの風になった!

みたいに、風向きがガラッと変わることを言います。

イメージ図です。↓

現在地の西側に台風があると、南寄りの風
現在地の東側に台風があると、北寄りの風

特に台風の目が通過する地域では

台風の目の中にいる間は、

  • 風も弱まり
  • 雨も弱くなったり
  • 時々青空が覗く

なんてことがあります。

「ああ、台風一過・・・!」

と安心していたら、今度は今までと逆の方向から
強い風と雨に襲われるわけです。

このように、一旦台風の風がおさまったように見えても
また強風・大雨となるかもしれません。

風が弱まったからと安心する前に、台風の現在地の確認をしてください。

台風の目の真下にいた場合の吹き返し時間

台風の目の真下にいる場合、吹き返しの時間は
いつからいつまでなのか?

例えば

  • 台風の目が50km~60km
  • 移動速度が25km/時
  • 暴風域の半径が約300km

だったら

吹き戻しは
台風の風がやんで約2時間後から始まり
約11時間(半日)まで続きます。

吹き戻しの時間は、

  • 台風の進むスピード
  • 暴風域の大きさで決まります。

2019年の台風19号で見てみると

10月10日の衛星画像から
台風の目の直径は、約50~60kmでした。

大きな目だと直径が100kmくなり、風の弱くなる時間が長くなるので
台風が通り過ぎたと思うかもしれませんね。

台風の風が弱くなると 、家や家の周囲の確認をしたくなります。

でも外に出る前に、まずは台風の現在地をチェックしてください。

▶︎台風の進路が曲がる理由についてはこちら