次の文章は数値予報の誤差について述べています。
⭕️ ❌ で答えよう!
「数値予報モデルの予測の誤差は、一般に予測時間が長くなるにつれ増大する。この予測誤差の成長の程度は、同じモデルであれば気象場によらず常に同程度となる。」
残念!
解説
予測してから時間の経過に伴い増大する予測誤差は「非線形性の誤差」です。
現実の気象場では、初期時に存在しない新たな力学的な流れが発生します。
初期時に存在しない新たな力学的な流れは、大気の運動が持つカオス的なものです。
「カオス的な誤差」は「地形などによる系統的な誤差」と違って、常に同程度ではありません。
また予想の対象(何を予測するか)によっても、予測誤差は違ってきます。