この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
気象予報士を目指して試験勉強中、勉強範囲が広くて頭の中がゴチャゴチャしてませんか?
特にあの公式の中のアルファベット・・・何だっけ!?
そこで、私がまとめた単位、公式・方程式ノートを公開しちゃいます!
未知数、定数の文字も一緒にノートをお見せしちゃいます♪
気象学で使う未知数・定数のアルファベット
公式・方程式に登場するアルファベットが読めなくては困りますよね!
これ、なんて読むんだっけ?と思う文字や、これ、何の定数だっけ?と思うものをまとめますね。
未知数
文字 | 読み方 | 意味 |
ρ | ロウ | 密度 |
⊿ | デルタ | 変化量 |
Γ | ガンマ | 断熱減率 |
θ | シータ | 角度 |
ギリシャ文字の読み方は、馴染みがないですが、θは高校の数学で登場しますね!
読めるようになると、勉強も捗るので、早めに覚えてしまいましょう♪
定数
文字 | 読み方 | 意味 | 数値 |
R | アール | 気体定数 | 8.31429±0.0003J・mol-1・K-1 |
K | ケルビン | 絶対温度 | -273.15 |
σ | シグマ | ステファンボルツマン定数 | 2π5k4/15h3c2=5.67032×10-8W/m2・K4 |
定数は、ケルビン以外、細かい数値を覚える必要はないですね。
気象予報士試験では、計算が必要なら
「定数は◯◯として・・・」という風に、具体的な数字を提示してくれます!
気象学で使う単位
気象予報士試験の勉強で、新たに覚えなきゃいけない単位って少ないですね。
単位 | 読み方 | 意味 |
N | ニュートン | kg·m/s2 |
J | ジュール | 1Nの力で物体を1m動かすのに必要な仕事量(N・m) |
cal | カロリー | 4.184J |
N(ニュートン)、わかったような、わからないような・・・ですよね!
1N(ニュートン)とは・・・
1キログラムの質量をもつ物体に1メートル毎秒毎秒 (m/s2) の加速度を生じさせる力
だから、1J(ジュール)は
1N✖1m
なわけです。
とりあえず、複雑な式ではないので、覚えられそうですね♪
気象学で使う公式・方程式
気体の状態方程式を習ったのは、高校生の時でしたね。
気体の状態方程式はP=ρRT
- P・・・気圧
- ρ・・・密度
- R・・・気体定数
- T・・・温度
静力学平衡は⊿P=ーρg⊿Z
- ⊿・・・変化量
- P・・・気圧
- ρ・・・密度
- g・・・重力加速度(9.8ms-2)
- Z・・・高さ
静力学平衡の式は、馴染みがない人が多いと思うので最初は難しいですよね!
でも必要なので慣れて下さいねー!(´;ω;`)
次は、相対湿度と混合比、過飽和度の公式です!
相対湿度の公式は
(水蒸気圧/飽和水蒸気圧)✖100=相対湿度(%)
混合比の公式は
水蒸気量(g)/乾燥空気(1kg)=混合比w
過飽和度の公式は
{(水蒸気圧ー飽和水蒸気圧)/飽和水蒸気圧}✖100=過飽和度
↑これらも素通りできません!
頑張って数をこなして覚えましょう。
次はこちら⇩
層厚(シックネス)の公式は
静力学平衡の式⊿P=ーρg⊿Zに気体の状態方程式P=ρRTを代入すると
⊿P=ー(P/RT)g⊿Z
渦度の鉛直成分はX軸、Y軸で表して
⊿V/⊿xー⊿u/⊿y
コリオリの力Cは
C=2mVΩsinφ=fmV
- m・・・空気塊の質量
- V・・・風速
- Ω・・・地球の自転角速度(7.292✖100000/s)
- φ・・・緯度
- f・・・コリオリパラメータ
↑からコリオリパラメータはf=2Ωsinφ
さあ、次々いきますよ~
気圧傾度力(Pn)はPn=ーm⊿P/ρ⊿n
- m・・・質量
- ρ・・・空気の密度
気圧傾度GはG=⊿P/⊿n
- ⊿P・・・気圧差(hPa)
- ⊿n・・・距離(km)
地衡風速Vgは
Vg=ー(1/2ρΩsinφ)✖(⊿P/⊿n)=ーg/f✖⊿Z/⊿n
⊿Zは高度差ですが、高度が低い方から高い方をを引いたものです。
だから⊿Zはマイナスの数値になりますね!
次は傾度風と旋衡風、黒体放射で最後です!
傾度風は高圧部と低圧部に分けてノートに書いてますね。
- 高圧部のPn=fV-V²/r
- 低圧部のPn=fV+V²/r
旋衡風はPn=V²/r
黒体放射(ステファンボルツマンの法則)はI=σT4
σは比例定数シグマで、σ=5.67✖10-8w/m2K4
とりあえず、私がすんなり覚えられなかったり、重要だなと思ってノートに書いた公式・方程式はこれで終わりです!!!
(ここではhPaなど、覚えようとしなくても覚えられるものは省いています。)
最後に
公式・方程式多かったですか?
最初、文字の意味が覚えきれていない時は、全く頭に入らないですよね!
でも気象予報士試験の学科一般知識の勉強をするには、一つ一つ意味をしっかり学んでいくわけです。
だからそれほど無理な量ではないと思います。
まずは、学科の一般知識をクリアしないと次に薦めないので、時間をかけてでもじっくり学んで下さいね!
1回で頭に入らなくても、少しずつスキマ時間に目にすることで、理解できて覚えられます。
一歩一歩、頑張りましょう!応援してますよー!
気象業務法を3行読んだら寝てしまう人へ。
罰金・罰則別にまとめています。
↓ ↓ ↓
試験問題に出てくる地名と場所が一致しない!
そんな方には、出題頻度が高い地名とその傾向をまとめています。
↓ ↓ ↓