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- スコール(熱帯・亜熱帯の強いにわか雨)対策
- 現地の人がスコールと、どのよに付き合っているか
主に東南アジア・中南米・ポリネシアでの情報をお伝えします。
スコールの気象用語定義は
- 短時間に8.2m/秒(16ノット)以上、風が強くなる
- 風速11.3m/秒以上
- 少なくとも1分間は続く天気
- 雨や雷を伴うこともある
という風メインの現象のことを言いますが
この記事では一般的に知られている「南国で降る強いにわか雨」の方の「スコール」についてお話しします。
さて・・・
気象現象好きにとって、スコールはウキウキ♪しますが(私だけ?)
普通の方にとっては「厄介な雨」のはず!
そこで、スコールが降りそうな地域に行く方に向けて、私がご縁のあった
- 東南アジア
- ポリネシア
- 中南米
での私の体験談と、現地に住んでいる方にインタビューした「スコール対策」をご紹介します!
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現地の人のやってるスコール対策(外出&洗濯)
スコールが降る地域に住んでいる知人に、スコール対策を尋ねたところ・・・
| 外出対策 | 洗濯物対策 |
シンガポール (市街地に滞在した人情報) | 折り畳み傘が便利! | 自宅にいるなら外に干す(窓から出す)。 共働きだと乾燥機を使う人も多い。 |
タイ (市街地に住む人情報) | 基本は車で移動なので、特に対策はしない。 旅行者には傘やカッパがあっても良い(現地の人はあまり使わない)。 | 仕事で忙しいので乾燥機を使う。 近所の人は外に干す人もいる。 仕上げはアイロン。 |
インドネシア (日系企業にお勤めの人) | ひたすら待つ(雨宿りが基本)。 傘をさしても濡れる。 カッパは暑い! | 部屋干しの人は多い。 マンション住まいだと乾燥機を使う。 仕上げはアイロン。 |
マレーシア (仕事で一定期間滞在していた人) | 雨宿りする。 (道の側に雨宿りする屋根があった。) 傘をさしても濡れる。 カッパは暑い! | 乾燥機や街の洗濯屋も利用。 |
シンガポールの天気予報(オマケ情報)
ほぼ毎日スコールが降るような熱帯の国では、今日は晴れか曇りかなどの「日々の天気予報」って、あまり重要じゃないですよね。(農家・漁業は除いて)
知りたいのは「今日のいつ雨が降るか?」なので、「降水短時間予報・ナウキャスト」の方が役に立ちます。
シンガポール政府の天気予報ページを見ると、とても参考になります。
天気予報のトップページには
- 今後2時間の天気予報
- 現在雨の降っている地域
が表示されるようになっています。
シンガポールに行かれる際には、ぜひ利用してください
シンガポール政府の天気予報はこちら
↓
タイの天気予報サイトは…シンガポールの天気予報と比べると、ちょっと見辛いです。
スコールの予報も、わかり難い(。ŏ﹏ŏ)
ちょっと見てみますか?
↓
外出対策 | |
グアム (旅行) | 折り畳み傘があると良いし 現地でも購入可能。 (ただし傘があっても濡れる) 傘を借りられるホテルもある。 (本数が足りれば) |
ハワイ | 折り畳み傘があると良いし 現地でも購入可能。 (ただし傘があっても濡れる) |
イースター島 | 折り畳み傘があると良い。 強いスコールは少ない印象。(海面水温が低いため) |
外出対策 | |
メキシコ | スコールは夜に降るのが多い印象。 雨季には折り畳み傘があればOK。 |
イグアスの滝周辺 | 折り畳み傘とカッパがあると良いし 現地で購入可能。 (ずぶ濡れになるし、雷がこわい。) 雨宿りするのが一番良い! |
次は現地に行った経験と現地の人のお話から
スコールは実際どんな風に降るのか?というお話です!
【現地の人の声】スコールってどんな雨?
乾季でも雨季でもスコールは降る。
雨が降る前に、空が暗くなるので突然降るわけではない。
バケツをひっくり返したように降ることもあるけど、1時間ほどで青空になる。(現地の住む人より)
日本の夏に行くと、ほぼ毎日スコール…というか雨が降ります。
夜間に降ることが多かったです。(現地に滞在した人の体験談)
日本の冬に当たる時期は、雨季なのでスコールより長時間の雨も降ります。
雨季の時期は
- マレー半島東部&ボルネオ島→10月~3月
- 西部→3月〜4月はじめ,10月〜11月
- 東海岸→雨は少ない
夜に降ることが多かったけど、ボルネオの方は集中豪雨(ボルネオ
現地では激しい雨が降っても「スコール」と呼ばずに、「フォン(雨)トック(降る)レーン(強くとか激しく)」と呼んでいる。
特別なものじゃない。日常の一部。
都市部では折り畳み傘を持つ人が多いし、ずぶ濡れになっている人は少ない印象。(現地の住む人より)
普段の雨は「Hujanフジャン」と呼ぶし、ドシャーって降る時は「hujan keras(強い雨)」と言うことが多い。
スコールの間は、傘を使わず降り止むのを待つ。(傘をさしてる人はほとんど見たことがない)
バイクに乗っている人は、ビニールのカッパを着ている。(現地の住む人より)
ハワイ
11月〜4月に雨季があるのですが、東南アジアのような雨季とは違って軽い雨季です。
雨季には、夜間や朝方に短時間の雨が降ることがあります。
スコールを降らせる積乱雲のサイズが小さい印象です。
イースター島
イースター島は、ハワイより周囲の海水温が低いし、涼しいです。
スコールも「にわか雨・通り雨」という感じ。
歩いて観光する方は、折り畳み傘があると良いです。
ほぼ毎日軽く降ってました。
スコールというより「にわか雨・通り雨」が多いです。(はれの体験談)
メキシコ
乾燥したイメージもあるメキシコですが、熱帯雨林のある湿った地域もあります。
何度の滞在した知人によると、「スコール」というか、「にわか雨」は夜間に降ることが多く、日中雨で困る経験は少なかったそうです。
なお、現地でも折り畳み傘は買えますが、日本で買うより質が落ちるとのこと。
日本の傘は、安いものでも質が良いのです〜(о´∀`о)
イグアスの滝周辺
日本人に人気の観光スポットで、スコールの心配をした方が良い場所、「イグアスの滝」周辺!
アルゼンチンとブラジル、パラグアイの国境付近で、ジャングルの中にあるイグアスでは、湿度が高く激しいスコールも多いです。(※雷注意)
雨宿りしないと、傘をさしてもずぶ濡れになっちゃう!
なお、イグアスの滝を観光に行く時は
水着の上に羽織るものを着ていけば良いですよ。
カッパを着たら、汗をかいて蒸れ蒸れですが、荷物を濡らさないために要カッパ!
※カメラやスマホなどの防水対策を忘れずに!
【スコール対策】ポイントまとめ
旅行や南国へ行った時の、スコール対策は
- 弱い雨なら折り畳み傘を使う。
- 雷が鳴るような空模様なら、迷わず雨宿り or タクシーを使う!
スコールの多い地域へ行く際は、スマホやカメラの防水対策を忘れずに!
スコールって、本当はどういう天気のことなのか?
スコールに対する豆知識をギュッと詰め込みました!
わかりやすい動画も紹介。
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