【前線記入問題】第51回気象予報士試験実技1

第51回気象予報士試験実技1より、前線記入問題のみ選びました。

前線記入について集中して勉強したい場合に使ってください。

過去問天気図ダウンロード

問題

解答図

問題文より求める前線は次の通り。

  • 850hPa面の前線を記入する。
  • 図9の700hPa面湿潤域に着目する。
  • 温暖前線と寒冷前線の記号を用いて記入する。

着目(参考に)する天気図

問題文より、着目する天気図は、図 9 , 10 。


図9:500hPa気温, 700hPa湿数24時間予想図(9月1日9時)

図9:850hPa相当温位・風24時間予想図(9月1日9時)

模範解答

模範解答

模範解答と同時刻の天気図を重ねる


図9:500hPa気温, 700hPa湿数24時間予想図(9月1日9時)

図9:850hPa相当温位・風24時間予想図(9月1日9時)

前線位置の考察ポイント

この問題では、前線の位置を決定する要素は、問題文では「700hPa面の湿潤域に着目して」ということですが、等相当温位線に素直に記入すると良いようです。

700hPa面の湿潤域は矛盾がないか確認するために使うのでしょう。

また、記入するのは温暖前線と寒冷前線のみ。閉塞前線は記入不要です。

  • 閉塞点はどこか。
  • 閉塞前線から温暖前線はどこか。
  • 寒冷前線はどこか。