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第57回気象予報士試験実技2より、前線記入問題のみ選びました。
前線記入について集中して勉強したい場合に使ってください。
問題
問題文より求めるのは次の通り。
- 初期時刻に日本海中部にある低気圧に伴う前線の、24時間後の位置。
- 前線の種別は前12時間の移動に基づく。
- 前線の長さの指定はなし。
着目する天気図
問題文より、着目する天気図は、図1
模範解答
模範解答と同時刻の天気図を重ねる
着目する天気図を時系列に見る
前線位置の考察ポイント
この問題では、前線の位置を決定する要素は地上気圧・降水量が最も大きく、850hPa面の等温線集中帯が補助的に使えると思います。
- 低気圧の中心はどこにあるのか、850hPaと地上天気図をよく観察する。
- 当該低気圧が閉塞していないか500hPa面の強風軸の位置もチェック。
- 12時間前からの前線の移動速度を考えて、停滞前線か寒冷前線かを判断する。
- 前線位置は地上の気圧の谷と降水域を基に850hPa面の等温線集中帯も参考にする。