【前線記入問題】第53回気象予報士試験実技1問2

第53回気象予報士試験実技1問2より、前線記入問題のみ選びました。

前線記入について集中して勉強したい場合に使ってください。

過去問天気図ダウンロード

問題

解答図

問題文より求める前線は次の通り。

  • 初期時刻の温暖前線と寒冷前線。
  • 850hPa面の前線を記入する。
  • 前線は解答図の外枠まで伸ばす。

着目(参考に)する天気図

問題文には特に着目すべき天気図は挙げられていませんが、使える天気図は、図 1 , 2 ですね。


図1:地上天気図(4月27日21時)

図2:850hPa天気図(4月27日21時)

模範解答

模範解答

模範解答と同時刻の天気図を重ねる


図1:地上天気図(4月27日21時)

図2:850hPa天気図(4月27日21時)

前線位置の考察ポイント

この問題では、初期時刻の前線を記入するので、時系列に変化を見なくても良いですね。

ポイントは次のようなことでしょうか。

  • 850hPa面のどの等温線に注目すべきか。
  • 850hPa面の前線なので、地上の前線より寒気側にずれてる。
  • 地上の気圧の谷もチェックする。