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第53回気象予報士試験実技1問2より、前線記入問題のみ選びました。
前線記入について集中して勉強したい場合に使ってください。
問題
![](https://harenote.com/wp-content/uploads/2023/06/53-1-2-mondai.png)
![](https://harenote.com/wp-content/uploads/2023/06/53-1-2-kaitouzu.png)
問題文より求める前線は次の通り。
- 初期時刻の温暖前線と寒冷前線。
- 850hPa面の前線を記入する。
- 前線は解答図の外枠まで伸ばす。
着目(参考に)する天気図
問題文には特に着目すべき天気図は挙げられていませんが、使える天気図は、図 1 , 2 ですね。
![](https://harenote.com/wp-content/uploads/2023/06/53-1-2-1-452x400.png)
図1:地上天気図(4月27日21時)
![](https://harenote.com/wp-content/uploads/2023/06/53-1-2-2-512x400.png)
図2:850hPa天気図(4月27日21時)
模範解答
![](https://harenote.com/wp-content/uploads/2023/06/53-1-2-mohan.png)
模範解答と同時刻の天気図を重ねる
![](https://harenote.com/wp-content/uploads/2023/06/53-1-2-1-mohan--458x400.png)
図1:地上天気図(4月27日21時)
![](https://harenote.com/wp-content/uploads/2023/06/53-1-2-2-mohan--516x400.png)
図2:850hPa天気図(4月27日21時)
前線位置の考察ポイント
この問題では、初期時刻の前線を記入するので、時系列に変化を見なくても良いですね。
ポイントは次のようなことでしょうか。
- 850hPa面のどの等温線に注目すべきか。
- 850hPa面の前線なので、地上の前線より寒気側にずれてる。
- 地上の気圧の谷もチェックする。