この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
小倉義光先生著の「一般気象学 第2版」は、気象学に興味のある方なら、受験関係なく面白い本だと思います。
目の前で小倉先生が語ってくれているような文章で読みやすく、文中で先生おすすめの書籍を紹介してたりします。・・・素直に買っちゃいましたw
ただ、ベースになる知識がないと、内容を理解するのが難しいかもしれません。
例えば、「気象予報士になる!勉強する!」と言う小学生や中学生に、「じゃあ、この本で勉強してね!」と渡すのは不親切かなー。
とはいえ、この本に掲載されている図は、高頻度で試験に登場します。
だから気象予報士試験を受験される方には、レベルが合っているかどうかに関わらず、とりあえず購入することを強く!おすすめします!
おすすめするんだけど、この本で解説されている力学・熱力学系の内容は、はっきり言って簡単ではありません。
数式が苦手な人は目が白抜きになって「チーン・・・」となるレベルの文字式が、遠慮なく登場します。
「え、私、どこか読み飛ばしました?」と数ページ戻ったところで何もわかりません。(個人の感想です)
でも受験するなら必須だからね!
また、この本の内容は、ほぼ気象業務支援センターで公開されている試験科目通りです。
巻末には試験でも役立つ天気記号から基本的な数値、50音順の索引もついてます。
つまりどの角度から見ても、試験には必須で最適なテキストなのです!
最後に…受験される方には、次のことをお伝えしておかねばなりません。
この本には気象業務法についての記述は皆無なので、別途教材を用意したり、過去問から「気象業務法・法規」を学ぶようにしてください。
さ、購入がまだの方はこちらですよ。
他の本も見ていきますか?