【前線記入問題】第59回気象予報士試験実技1

第59回気象予報士試験実技1より、前線記入問題のみ選びました。

前線記入について集中して勉強したい場合に使ってください。

過去問天気図ダウンロード

問題

解答図

問題文より求める前線は次の通り。

初期時刻から24時間後に、紀伊半島付近に予想される地上低気圧に伴う温暖前線と寒冷前線。
(温暖前線、寒冷前線共に解答図の枠線まで伸びている。)

着目(参考に)する天気図

問題文より、着目する天気図は、図5(下),7(上)。

図5(下):地上気圧・降水量・風24時間予想図(4月18日9時)
図7(上):850hPa相当温位・風24時間予想図(4月18日9時)

模範解答

模範解答

模範解答と同時刻の天気図を重ねる

図5(下):地上気圧・降水量・風24時間予想図(4月18日9時)
図7(上):850hPa相当温位・風24時間予想図(4月18日9時)

着目する天気図を時系列に見る

前線位置の考察ポイント

この問題では、前線の位置を決定する要素は地上気圧・降水量・風予想図と850hPa相当温位・風のみであることから、以下のことに注目すると、前線の位置を確定しやすくなると思います。

  • 初期時刻において、前線のキンクを把握(地上天気図)。
  • 地上における気圧の谷。
  • 850hPa等相当温位線集中帯。