棚雲(アーチ雲)に興奮と畏怖

2024年7月19日、出勤途中に棚雲に遭遇しました!

「棚雲」・・・って何?って思ったそこのあなた!

まずは「棚雲」についてお話ししましょう!

棚雲とは

棚雲は、積乱雲から降りてきた冷気が、周囲の相対的に暖かい空気とぶつかって発生します。アーチ状にも見えるので「アーチ雲」とも言います。

水平なロール雲で、逆さにしたお椀のようにも見えます。

とはいえ、必ず棚やアーチ、お椀のように見えるわけではなく、不明瞭な場合もあります。

だから不明瞭な場合は、せっかく目撃してもわからないかもね。

それにしても・・・

生棚雲に出会って、正直言って興奮しました。
いけないことだと理性でわかっていても、興奮しました。

気象予報士の使命(?)は、「天気予報を通して人々の命と財産を守ることである」と、よーくわかっております。

だけど!

個人的に抑えられない好奇心!

常々、口にするのを控えて、SNSなどではなるべく発信しないようにしてますが・・・

極端な現象に興奮してしまうのは、科学好きあるあるかもしれません。

積乱雲が発生すれば屋外に出て空気・音・光を感じたいし、強雨に遭遇すると傘をさして外に出たくなります。(事故にならないよう色々気をつけます。)

棚雲(アーチ雲)が出現した時の天気

棚雲(アーチ雲)が出現するということは、まさに上空に積乱雲が発生しています。

その積乱雲の真下では冷気が落ちて広がっているだけではなく、強い雨も降っています。

つまり、棚雲(アーチ雲)が近づいてきたら「もうすぐ大粒の雨が降る!」と思ってOK。

ちょっと理想的な動画を発見したのでご紹介します。
(※BGMが大きいので注意してください。)

見事な棚雲(アーチ雲)ですねー!

雷に気をつけて(難しい…)観察したいものです。

ではまた次回。

最後までご覧いただき、ありがとうございます!