【太陽光発電】固定価格買取制度終了でピンチ!蓄電池は必須?

この記事でわかること
  • 制度終了後、買取価格はいくらになるのか(関西電力の場合)
  • ソーラーパネル設置の元が取れるまでの期間(晴野家の場合)
  • 蓄電池を設置した場合の元が取れるまでの期間(晴野家の場合)

あなたの街は、晴れの日、多いですか?

私が今住んでいる街に設置されているアメダスの日照時間の記録を見ると、年間でおよそ300時間ほど、東京より日照時間が少ないです。

はれの
はれの

別の表現にすると、東京の85%くらいかな。

・・・なのに・・・

それなのに!うちの屋根に、太陽光発電パネルを設置しております!!!!!

そして固定価格買取制度も終了するにあたり、最近は蓄電池のセールスが多くて、断るのも一苦労。

できればセールスマンには1分以内にお帰りいただきたいので、こちらも理論武装(事前に計算しておくだけだけど)しておきたく、忘備録も兼ねてこの記事を書くことにしました。

そもそも固定価格買取制度って何?

太陽光発電の「固定価格買取制度」は

発電パネルを設置して電力会社と契約してから10年間は、固定価格で電力を買い取ってもらえる。

という制度と、私は理解しています。

この制度が始まったのは、2019年11月からなので誤解されがちですが

あくまでも「売電を始めてから10年は固定価格だった」ということですね。

やばい。我が家の契約、いつからだっけ?!→→→ 2016年からでした。

では、制度終了後の買取価格はどれくらい下がってしまうのか…

買取価格はどれくらい下がるのか

2024年9月、我が家の電気の買取単価(関西電力)は・・・

31円!

使用電力の単価を計算すると、29.68円/kWh。

買取単価の方が少し高くなっています。
ありがたいことです。

しかし固定買取してくれる10年を経過したら、この買取単価は何円まで下がるのか・・・

はれの
はれの

なんと、約4分の1!

買ったら30円の電気、売ったら8円て!

ソーラーパネル設置もかなり費用が嵩んだのに、これじゃいつになったら元が取れるのか。

設置直後も不安があったけど、「固定価格買取制度終了」のご案内がきて、再び心配になってきました。

なので計算します!

固定価格買取制度が終わる前にソーラーパネルの元は取れるのか計算する

我が家の買取りしてもらっている固定価格は 31円。

この価格の場合、ソーラーパネルを設置してからどれくらいの期間で元がとれるのか?

計算してみた結果はーーーー

はれの
はれの

10.46年!(晴野家 2023年のデータより)

固定価格で買い取ってもらえる10年以内に!とはなりませんが、ギリ許せる範囲の結果となりました。

計算方法は以下の通り。↓

売単価と買単価がどちらも30円として計算しています。(計算簡略化のため)

2023年発電:6,371kWh

2023年売電:4,745kWh

2023年買電:6,347kWh

2023年消費:7,973kWh

もし太陽光発電利用していなかったら、消費した電力は7,973kWhなので、年間で 239,190円の電気代になります。(※深夜電力の料金設定など無視しているので、正確な数字ではありません。悪しからず。)

太陽光発電した分6,371kWhを引いて、電気代として支払ったのは年間で 48,060円になる計算です。

浮いたお金は1年で191,130円。

多分、ソーラーパネルや設置料金って200万円くらいだから(覚えておきなさいよ)

200万円を191,130円で割って、約10.46年。

で、固定価格買取制度が終了すると、年間の電気代は 48,060円から 152,450円に跳ね上がることになります。

買ったら 30円の電気を、8円で売るんですからなんとも言えない気持ちになりますね。

だからこそ思う!売らずに自分で使いたい!

そうだ!蓄電池だ!の流れに・・・なりますよね〜〜〜〜

わかるわ〜

やっぱり蓄電池ってつけた方が良いと思います?

蓄電池って付けた方が良い?

防災グッズでよく見るバッテリーって10万円以下が多いじゃないですか。

だったら、太陽光パネルで発電した電気を蓄電する蓄電池だって、20万円くらいで買えるのでは?なんて考え、甘かったな・・・

家庭向けのソーラー発電用蓄電池は、設置費用も込みで・・・

はれの
はれの

なんと、100万円前後が相場!

蓄電池本体が100万円未満でも設置費用も含めると、100万円超えるのが普通なんですって!

ということは・・・

今度は「蓄電池、いつになったら元が取れるんじゃい?」で計算するしかない!

蓄電池設置から元を取れるまでの期間

再び 2023年晴野家の以下の情報から計算します。

2023年発電:6,371kWh

2023年売電:4,745kWh

2023年買電:6,347kWh

2023年消費:7,973kWh

単純に、自宅で発電した電気を全て使えるとすると・・・

はれの
はれの

約9.58年で100万円をペイできます。

また10年かぁ・・・その頃にはソーラーパネルも傷んでないかい?

さて、茶の間にてチラシの裏側で電気代の計算をしていて、ふと思いついたんですが

晴野家では、電気代の安い深夜に湯を沸かすエコキュートを利用しています。

このエコキュートでお湯を沸かす時間帯を、太陽光で発電している時間帯にすれば、昼間に発電した電気を無駄に売らずに済むのでは?と。

エコキュートの運転時間を昼間にできるのか、調べないとわかりませんが

とりあえず、蓄電池は買・・・わない方向でいこうかな。

以上、雑な計算で丼勘定をした記事を、最後までご覧いただきありがとうございました!