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線状降水帯予測

線状降水帯予測とは、線状降水帯による大雨を予測することで、早めの避難につなげるための情報。

”「顕著な大雨に関する気象情報」の発表基準を満たすような線状降水帯による大雨の可能性がある程度高いことが予想された場合に、半日程度前から、気象情報において、「線状降水帯」というキーワードを使って呼びかけます。
 この呼びかけは、警戒レベル相当情報を補足する解説情報として発表します。”
(引用:気象庁)

(2022年6月1日から)

予測時間12時間前から。
対象区域2022年6月時点では、全国を11ブロックに分けた地域。
予測方法観測システム,産学官連携の取組を一層強化し、スーパーコンピュータ「富岳」を活用して、開発中の予報モデルのリアルタイムシミュレーション実験を実施する。
予測モデルの高解像度化により、より細かい気象予測を実施する。
アンサンブル予報を行う。
発表基準 1.解析雨量(5kmメッシュ)において前3時間積算降水量が100mm以上の分布域の面積が500km2以上
 2.1.の形状が線状(長軸・短軸比2.5以上)
 3.1.の領域内の前3時間積算降水量最大値が150mm以上
 4.1.の領域内の土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)において土砂災害警戒情報の基準を実況で超過(かつ大雨特別警報の土壌雨量指数基準値への到達割合8割以上)又は洪水キキクル(洪水警報の危険度分布)において警報基準を大きく超過した基準を実況で超過
(気象庁HPより引用)
予報が当たる確率予測した地方で発生を的中できるのは4分の1程度。
3回に2回は予測できず発生する。

全国を11ブロックに分けた地域というのは、これかな?↓

  1. 北海道地方
  2. 東北地方
  3. 関東甲信地方
  4. 北陸地方
  5. 東海地方
  6. 近畿地方
  7. 中国地方
  8. 四国地方
  9. 九州北部地方
  10. 九州南部・奄美地方
  11. 沖縄地方
11ブロックで色分けしてみた

線状降水帯の情報はどのように発表されるのか?

線状降水帯予測の発表の形態は、「顕著な大雨に関する気象情報」解説文の中で警戒レベル4相当以上の状況で「線状降水帯」のワードを使って発表されるようです。

また、気象庁HPの「雨雲の動き」では線状降水帯発生域を赤い楕円で囲み、視覚的に認知できるようになっています。

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