国際標準大気(ISA: International Standard Atmosphere)とは、気温・気圧・密度などの高度分布を、「国際的にこれ共通の標準ね!」と定めた大気モデル。
例:海面の高さの気圧が「1013.25hPa」
「標準大気」がある理由は、現実の大気は時間や場所によって違うので、「一般的な(標準的な)」大気の数値が欲しいから。
なぜ標準大気が必要なのか、なぜ国際的に標準であって欲しいのか・・・
それは飛行機の発展(戦争も絡んでる)のためです。
例えば飛行機の高度計は「高度」を測ってるんじゃなくて、「気圧」を測ってるそうです。
で、標準大気に照らし合わせて、「気圧」から「高度」を割り出して「今の高度は〇メートル!」と、だいたいの高度を割り出しているのです。
ものすごく簡単に言っちゃうと
「国際標準大気」は、世界のみんなが便利に使える「標準化された大気モデル」のこと。
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