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成層圏突然昇温

成層圏突然昇温とは、成層圏の気温が突然何十℃も上昇する現象のこと。
(例えば1日で40℃くらい上昇する。)

下部成層圏が突然1日に約40℃という上昇を起こすことを言い、気温上昇は高い高度から次第に弱まりながら下層に移動していく。

時期は、西風が吹く冬〜春先。

東風になる夏季には発生しません。

また、普通は北半球で発生するものだと覚えておいてOK。

成層圏突然昇温が起きる理由は、対流圏から伝播してきたプラネタリー波によって、下降運動が起こり、断熱圧縮により突然気温が上昇するためです。

だからプラネタリー波が発達しづらい南半球では「成層圏の突然昇温」は顕著ではない(ほとんどない)のです。

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