重力波とは、ものすごく簡単に言うと「大気の波」のことで、一方が偏ると元に戻ろうとする力(浮力や復元力)によって発生する波動。
種々の不安定性や強制力により発生する。
例えば、風が山を乗り越える時などに起こる。
他にはジェット気流や、積雲に伴う強い鉛直流によっても発生する。
重力波は一般的に空間スケールが小さい。
対流圏では波動の振幅も小さいことから、以前(1980年代に入るまで)は「気象ノイズ」として扱われてきた。
その後の研究により、現在では航空機の飛行や集中豪雨などにも影響することがわかり、パラメタリゼーションとして見積もられている。
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