シベリア高気圧とは、冬季にシベリアを中心に(シベリア及びモンゴルあたりのユーラシア大陸)で発達する背の低い高気圧。
成因は、放射冷却と北極気団の南下による冷気がチベット・ヒマラヤ山塊にぶつかり滞留することによると考えられる。
対流圏下層(およそ2km以下)に存在する背の低い高気圧。
(冷気も高気圧も下層が中心)
ASASで見ると、かなり気圧が高くなるので、冬季はぜひ注目してほしい。
日本では冬型の気圧配置の際に、このシベリア高気圧の冷気が大陸から吹き出し、北西季節風となる。
▼他の用語を検索する▼