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穴あき雲(カヴム)

穴あき雲(カヴム)は、尾流雲の仲間。
雲粒が氷の粒となり、落下している状態。

ホールパンチクラウドともいう。

巻積雲や高積雲で現れます。

穴の形は円形から長い楕円(ライン状)まであります。

穴あき雲生成原因は、過冷却水滴で構成される雲に何らかの力が働き、一部が凍り始めることだと考えられています。

その1
過冷却水滴が凍る
その2
氷の雲粒付近の飽和水蒸気圧が増加

過冷却水滴の雲粒が蒸発

その3
蒸発した雲粒が氷の雲粒に取り込まれる
その4
氷の雲粒が成長し、落下

飛行機の通り道で発生すると、穴あき雲がライン状に並びます。(「ice canal:氷の運河」という)

雲の略号(十種雲形)

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