絶対不安定は、ある気塊の乾燥断熱減率より、周囲の空気の気温減率が大きい状態。
ある気塊を断熱的に上昇させた場合・・・
- 周囲の空気の気温減率Γが当該気層の湿潤断熱減率Γmより小さい場合、絶対安定。
→ Γ < Γm - 周囲の空気の気温減率Γが当該気層の湿潤断熱減率Γmより大きく、乾燥断熱減率Γdより小さい場合、条件付き不安定。
→ Γm < Γ < Γd - 周囲の空気の気温減率Γが当該気層の乾燥断熱減率Γdより大きい場合、絶対不安定。
→ Γ > Γd
乾燥断熱減率より大きい場合、当該気層にますます浮力が働き、上昇するしかありません。
絶対安定 : Γ < Γm
条件付き不安定: Γm < Γ < Γd
絶対不安定 : Γ > Γd
- Γ・・・・気温(温度)減率
- Γm・・・湿潤断熱減率
- Γd・・・乾燥断熱減率
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条件付き不安定