異常伝搬とは、気象レーダーの電波が、通常の伝搬経路から大きくはずれる現象のこと。
非降水性のエコー(グランドクラッターやシークラッター)の原因となっている。
- 異常伝搬の原因は?
- 高度とともに気温が上昇するなど、大気の屈折率が大きく変化する場合に発生する。
気温によって大気の屈折率が違うために起こる。
- 高度とともに気温が上昇するなど、大気の屈折率が大きく変化する場合に発生する。
- 異常伝搬は品質管理で取り除ける?
- 取り除けない!
- 異常伝搬が起きやすい気象条件は?
- 高気圧内の下降流による断熱昇温,(沈降性逆転層)
夜間の放射冷却(接地逆転層)
海陸風などによる温度の異なる空気の移流(移流(前線性)逆転層)
- 高気圧内の下降流による断熱昇温,(沈降性逆転層)
おまけ:海上は陸上より地形の起伏がなく、異常伝搬が起きやすい。
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